症状: ダイナミックディスクが認識しなくなった。
原因: ダイナミックディスクをSATA接続からUSB接続へ変えたことが原因だった。
解決法: USB接続からSATA接続へ戻すと認識するようになった。
上記のような理由のため、本当の物理的・論理的破損の際は、別の方法が必要だと思います。
以下詳細
なぜ、いつ、どのタイミングで問題のHDDを「ベーシック」から「ダイナミック」へ変更したか忘れてしまったのですが、たぶんこうだったと思います。
- 3TBのHDDをを購入。既存の1TBのHDDをパーティションごとコピーして使っていた。
- このとき、3TBのHDDはどのような状態だったかというと、3TBのうち、1TBだけ使われ、残り2TBがパーティションなしで使うこともできない状態。
- しばらくしてこの事実に気付き、のこり2TBもパーティションを作ろうとしたときに、どのような考えか忘れたがHDDそのものをダイナミックディスクへ変換し、3TBすべてを使えるようにした。 (追記:履歴用にとっていたテキストで「元々は細かくパーティションが別れ、Linuxボリュームなど、役目があったが、必要がなくなったため結合し、一つのボリュームにした。 」という記録を見つけた。500GBとか250GBのHDDを整理してた時だ、思い出した(笑))
そのとき、こんな感じになっていました。
気持ち悪いと思いつつも、失念してしまい使い続けていました。そして来る問題の日。
6TBのHDDも買ったし、こっちをSATA接続にまわして、3TBはUSB接続にしよう。 と思いたち、変更を実施。
すると認識しない!!ここから泥沼の始まり。 変更作業と同時に
「グラフィックボードの交換」 「ケースの交換」
などもやっており、ケースの交換の際にはマザーボードの問題にぶち当たったりして疲労困憊。ようやく正常に起動するようになった・・という矢先の認識不良です。まさか「ダイナミックディスクをSATA接続からUSB接続へ変えたことが原因」とは思わず、作業時に、HDDは特に丁寧に扱っていたけど、故障したかな・・・とか悪い予想が思い浮かびます。
参考ページ:ダイナミックで無効となったディスクを認識させる – SAKAIDEN
などをもとに、無料の testDisc を使用しても効果なし。有料の AOMEI Dynamic Disk Manager (DEMO版) を使用しても算段立たず。
途方に暮れているところに、2006年の書き込みを発見。 トピック: eSATAでダイナミックディスクを動作させる方法 | 玄人志向フォーラム
こちらの書き込みで、ダイナミックディスクはUSB接続できないことを知りました。
急いで USB接続を SATA接続につなぎ直し、再起動。 無事、認識することができました!!👏
念のためディスクの管理も見ておきます。すると・・・ なんじゃこりゃーー!!同じディスクが3つに増えてる!!!やったーー!・・じゃない!試したことは何だっけ? testDisc ・・ testDisc は打ち出の小槌か! 本当にそうなら嬉しいけど、そんなはず無いので、急いでデータを移動します。少量を移動・・・。お、できた。良し、全部を移動だ!!
そんなこんなで、現在、全データを移動中にこの記事を書いています。 ダイナミックディスクの意味も知らず、無意識に変換し、出来ない接続方法に変更して一人「壊れたーーーー!!!」と、ドタバタしてた。というお話でした。